スポンサーリンク
ペインクリニックというのを聞いたことがありますか?
気がつかないうちに新しい治療分野が生まれているんですね。
内科とか外科とか、耳鼻科とか皮膚秘尿科のような体の部位とは違う「痛み」を専門に治療する病院です。
そういえば、精神病院というのも心療内科という名称に変わっていますね。単なる名前が変わったというだけに留まらず、言葉が変わるとそれに対するイメージも自然と変わりますね。
結婚すると姓が変わったりしますがそれでもちょっと以前と変わったりしますよね。
言葉、大事ですね。
痛みに話を戻すと、体の痛みにもいろいろありますが、自分で原因がはっきりわかる痛みの他に、何で痛いんだろう?とすぐには分からない痛みもあります。ここで、この痛みの原因をなんだろうと気にする人と、まあそのうち治るだろうとスルーする人にわかれます。
どちらがいいかというのは一概には言えませんが、何かとネガティブに捕らえがちが「痛み」を気づかなかった病気を治す行動のきっかけと考えると、体が自分に語りかけているメッセージとも受け取れますね。
自分を客観的に捉えるというと何だか冷たい感じですが、自分の体に愛情を持って見つめるという意味では痛みもとても大事だと思ったりします。
なんでペインクリニックを思ったのかというと、先日のニュースで、小学校の非常勤講師が、長年勤めてきたにもかかわらず、学校に対して改善提案をしたら翌年の更新を打ち切られたということがあちこちで怒っているというのを知ったのがきっかけです。
改善提案、というとポジティブですが、提案された側がこれを「自分を批判された」「めんどくさいことを言ってきた」などとネガティブに捉えるとせっかくの機会が残念な結果になってしまうなぁと思いました。
何をどう捉えるか。音楽や絵画、小説、なんでもそうだと思うのですが、どう受け止めるかでその後の結果が違ってくるんだなあ。
スポンサーリンク