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何年かぶりに塩野七生さんのローマ人の物語を読み返してます。
現在、2巻のハンニバル戦記を読み込み中。
先に読んだ1巻で、最初に読んだ時にドン引きしたローマ人の厳しすぎる軍規の記載があって、読み返してみてもその厳しさに改めてビビりました。
それは、
「夜間の歩哨勤務中に眠り込んだりして任務を怠った兵士には、事実上の死刑が待っていた。両側に並んだ全員が棒でなぐりつけるので、生き長らえることはほとんどなかった。」
居眠りで死刑。
でも、よく考えると、単なる居眠りでも、それで敵が攻めてきたのに気づかずに、そのことが直接の原因で戦が負けて、多くの死傷者や捕虜が出る可能性があるわけなので、事の重大性を考えるとある意味納得。
別の事例だと、
古代ローマ人は、戦争での敗北の責任を最高責任者である執政官が追わないというルールがありました。(同時代のカルタゴは十字架磔刑)
逆に軍規に違反したら厳罰に処される。
第一次ポエニ戦役の出陣の際、執政官プルクルスは、出陣するかどうかを占う慣例行事のにわとりの餌やりで軍規違反を犯します。
にわとりがパクパク食べないと戦を踏みとどまるところ、餌を食べないにわとりに腹を立てたプルクルスは、その鳥を海に投げ捨ててしまったそうです。
通常は、にわとりを飢餓状態にさせて行事に臨ませるのをしなかったからでした。
これで、敗戦後、プルクルスは、莫大な罰金刑に処されました。
しかし、敗戦の責任には問われなかった。
素敵です。古代ローマ人
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■超短眠1487日目(今月の勝敗:13勝7敗)
予定した就寝なら勝ちで寝落ち寝坊は負けカウント
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本 眠:04:09-04:59(00:50)寝室 布団
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■いびき情報(スコア4)
※アプリ(いびきラボ)停止時間との誤差があるので、上記数値と画像の数値は一致しない場合があります。
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